エル・アニーバル Anibal 

(撮影:HARU一番様)
  ■ニックネーム:青い矢、昆虫仮面
■本名:カルロス・イグナシオ・カリージョ・コントレラス
身長・体重:174センチ、90キロ
生年月日:1940年11月5日(1994年3月9日没)
■出身地:
メキシコ・ミチョアカン州シタクロア出身
得意技:風車式背骨折り
■主要タイトル:
 NWA世界ミドル
 UWA世界ミドル
 ナショナル・ミドル
 UWA世界ジュニア・ライトヘビー
 WWC世界ジュニア・ヘビー
 ヨーロッパ・ミドル(パナマ版)
■来日回数:2回
■参加シリーズ:
 56 3(新)WWFビッグ・ファイト・S
 56 8(全)スーパー・アイドル・S
 
 日本では「エル・アニーバル」と表記されていたが、正確にはエルは付かない。アニバルというリングネームはハンニバル将軍から取った。「1970年に19歳でメキシコ中部ライトヘビー級チャンピオンを獲得した天才少年レスラー」と当時の「月刊ゴング」で紹介されているが、1940年生まれなので、19歳と言うのは間違いだったようである。

 初来日は10年以上後で、昭和56年3月の「WWFビッグ・ファイト・シリーズ」中に新日本プロレスが開催したWWFライト・ヘビー級王座決定トーナメントに参加した時だった。同じ年の8月には全日本プロレスに登場、ドクトル・ワグナーとのコンビで「PWFタッグ・リーグ戦」に参加。シリーズ中にはなんとジャイアント馬場ともシングルで対戦している。日本では真価を発揮できなかったが、必殺技の風車式背骨折り(ケブラドーラ・コンヒーロ)は見ごたえがあった。

 ナショナル、NWA世界、UWA世界の各ミドル級、UWA世界J・L・ヘビー級など獲得タイトルは多い。1991年にマスカラ・アニョ・ドス・ミルに破れマスクを剥がされている。1994年脳腫瘍のため死亡。