エル・ソリタリオ El Solitario
(撮影:HARU一番様)   ■ニックネーム:孤狼仮面
■本名:ロベルト・ゴンザレス・クルス
身長・体重:180センチ、95キロ
生年月日:1945年5月25日(1986年4月6日没)
■出身地:メキシコ・ハリスコ州ヤウアリカ出身
得意技:ソバット
■主要タイトル:
 NWA世界ミドル
 NWA世界ライト・ヘビー
 UWA世界ライト・ヘビー
 UWA世界ジュニア・ライト・ヘビー
 UWA世界ジュニア・ヘビー
■来日回数:3回
■参加シリーズ:
 47 7(日) サマー・ビッグ・S
 54 4(新)【特】第2回MSG・シリーズ
 56 8(新) ブラディ・ファイト・S
 
 メキシコではミル・マスカラスと並ぶヒーロー的存在で、ケンカの方もめっぽう強かったといわれている。日本では「孤狼仮面」とか「メキシコの木枯らし紋次郎」などとよばれ、昭和46年5月にロスのオリンピック・オーデトリアムで行なわれた、ミル・マスカラスとのNWA世界ライト・ヘビー級選手権試合で俄然注目を浴びた。
 昭和47年春に日本プロレスが行なった「呼んで欲しい外人レスラー」のファン投票で1位となり、「サマー・ビッグ・シリーズ」に初来日したが、ライバル関係にあったミル・マスカラスとタッグを組まされるなどして、もうひとつ実力を発揮できなかった。昭和54年には7年ぶりに新日本プロレスに来日し藤波と熱戦を繰り広げた。昭和56年には全日本プロレスに登場しミル・マスカラスとの激突がほぼ決定したが、結局は新日本プロレスに登場し、田園コロシアムで藤波が保持していたWWFジュニア・ヘビー級選手権に挑戦している。日本だけではなくロスやテキサスにも遠征し、人気を集めている。
 映画「ローンレンジャー」からヒントを得たという黒ブチ眼鏡のような縫い取りが印象的だが、デビュー当時はこの部分も金色であった。日本では「毎日縫い取り部分の色を変えている」とか「実はカナダ人である」「ミル・マスカラスの兄」などの情報も流れたが、これらははすべて誤報だった。1986年4月に手術中の医療ミスで帰らぬ人となったが、現在は息子のエル・イホ・デル・ソリタリオがその遺志をついで活躍。
 

提供:セブン氏