ディック・マードック Dick Murdoch
 ザ・トルネード(*) The Tornado

(撮影:HARU一番様)

ザ・トルネード
  ■ニックネーム:狂犬
■本名:ホイット・リチャード・マードック
身長・体重:186センチ、120キロ
生年月日:1946年8月16日(1996年6月14日没)
■出身地:米・テキサス州ワックスハイチ出身
得意技:ブレンバスター
■主要タイトル:
 ガルフコースト・タッグ
 北米ヘビー
 (セントラルステーツ版、トライステート版、ミッドサウス版)
 IWA世界タッグ(オーストラリア版)
 アメリカン・タッグ
 NWF世界タッグ
 南部ヘビー(フロリダ版)
 ウエスタンステート・ヘビー
 インターナショナル・ヘビー(アマリロ版)
 ミズーリ・ヘビー
 セントラルステーツ・ヘビー
 UNヘビー(全日本プロレス版)
 WWF世界タッグ
 WWC世界ヘビー
■来日回数:43回
■参加シリーズ:
 43 2(日) ダイナミック・S
 46 11(日) ワールド・チャンピオン・S
 47 3(日) 第14回ワールド大リーグ戦
 48 6(国) ビッグ・サマー・S
 48 10(全) 創立1周年記念ジャイアント・S
 49 2(全) エキサイト・S
 49 8 (全)【特】サマー・アクション・S第2弾 (*)
 49 10(全) ジャイアント・S第2弾
 49 11(全) NWAチャンピオン・S
 50 11(全) 第2弾ジャイアント・S
 50 12(全)オープン選手権(残留)
 51 5(全)【特】NWAチャンピオン・S
 51 11(全) スーパーパワー・S
 52 7(全) サマーアクション・S
 53 4(全) エキサイト・S
 54 4(全) NWAチャンピオン・S
 55 2(全) エキサイト・S
 55 10(全)【特】ジャイアント・S
 56 2(全) エキサイト・S
 56 8【特】(新) ブラディ・ファイト・S
 56 10(新) 闘魂S
 56 11(新) 第2回MSGタッグ・リーグ戦
 57 3(新) 第5回MSG・シリーズ
 57 6(新) サマー・ファイト・S第1弾
 57 7(新) サマー・ファイト・S第2弾
 57 11(新) 第3回MSGタッグ・リーグ戦
 58 7(新) サマー・ファイト・S
 58 8(新) ブラディ・ファイト・S
 58 11(新) 第4回MSGタッグ・リーグ戦
 59 3(新) ビッグ・ファイト・S 第1弾
 59 5(新) 84 IWGP
 59 11(新) 第5回MSGタッグ・リーグ戦
 60 3(新) ビッグ・ファイト・S 第2弾
 60 5(新) lWGP&WWFチャンピオン・S
 60 11(新) 85 IWGPタッグ・リーグ戦
 61 4(新) ビッグ・ファイター・S
 61 5(新) 86 IWGPチャンピオン・S
 61 11(新) 86 ジャパンカップ争奪タッグ・リーグ戦
 62 4(新) ブレイジング・チェリー・ブロッサム・ビガロ 87
 62 8(新) 戦国合戦シリーズ
 62 11(新) 87 ジャパンカップ争奪タッグ・リーグ戦
 63 2(新) 88 ビッグ・ファイト・S
 63 5(新) 88 lWGPチャンピオン・S
 63 11(新) 88 ジャパンカップ・S
 
 このレスラーを知らない昭和プロレス・ファンはいないだろう。デビュー当時はガルフコースト地区でドン・カーソンの弟としてロン・カーソンを名乗っていた。初来日は日本プロレスで、当時は「南部の喧嘩王」と呼ばれていた。AWAではダスティ・ローデスとのテキサス・アウトローズとしても一世を風靡し、日本でも有名に。セントルイスでは、マスクを被ってジ・インベーダーとも名乗り、日本へもザ・トルネードなるマスクマンとして来日している。
 日本→国際→全日本→新日本と昭和の4団体にすべて参加した数少ないレスラーで、日本プロレス界との縁は深い。予告つきの垂直落下式ブレンバスターは見ごたえがあったが、カーフブランディングも忘れられない得意技である。
 常に次期世界王者候補といわれたが、トンパチな性格が災いしてとうとう世界王者になれずに終わった。日本ではアドリアン・アドニスとのコンビで人気を獲得。日本側に付いて試合に出場することもあった。
 1996年心臓麻痺で逝去。