トンガ・キッド Tonga Kid
  ■ニックネーム:南国の若酋長
■本名:ソノラ・ファトゥ
身長・体重:182センチ、106キロ
生年月日:1966年10月11日
■出身地:米・カリフォルニア州サンフランシスコ出身
得意技:ハイジャック・バックブリーカー
■主要タイトル:
 カナディアンTV(モントリオール版)
 カリビアン・タッグ
 WCCWタッグ
 WWF世界タッグ
 インターコンチネンタル・タッグ
 WWEタッグ
■来日回数:1回
■参加シリーズ:
 61 11(新) 86 ジャパンカップ争奪タッグ・リーグ戦
 
 昭和61年11月に初来日したこのトンガ・キッド(本名=ソノラ・ファトゥ)はファトゥ・サモアン(トンガ・キッド・ファトゥ)で、アファとシカのザ・サモアンズの甥に当たる。兄のサベージ・サモアンの方がこの当時、トンガ・キッドをWWFで名乗り、キング・トンガ(ハク、現在のミング)と「ジ・アイランダース」を組んで活躍していた。日米で兄弟が同じ名前を名乗っていたため、区別するために、サベージの方をトンガ・キッド・タマと表記することもある。以後、2人はサムウ(ワイルド・サモアン)も加えたトリオで「サモアン・スワット・チーム」を組み、NWA圏で売り出す。1990年にはSWSへ兄弟で来日するが、直前にサムウが新日本プロレスに来日、グレート・コキーナ(後のヨコヅナ)とサモアン・スワット・チームを名乗ってしまったため、彼らは「グレート・サモアンズ」と称するようになる。
 その後ファトゥはWWFでサムウやシオーネ(コンガ・ザ・バーバリアン)との「ヘッド・シュリンカーズ」で人気を得る。ヘッドシュリンカーズ解散後はシングルに転向、中近東キャラでザ・スルタンを名乗った。離脱後にアルマゲドン1号としてFMWの常連となる。エディ・ファトウに改名、チーム名もニュー・ヘッドシュリンカーズ→サモアンズと改めた。WWEではリキシを名乗り活躍している。
(解説:黒い一羽鷹氏)