85 IWGPタッグ・リーグ戦 昭和60年

総当りの予選リーグを行い、予選リーグの上位2チームで優勝決定戦を行なう。

フォール・ギブアップ勝ち○(5点)、リングアウト勝ち、反則勝ち、不戦勝□(4点)、引き分け△、(2点)

参加選手
アントニオ猪木&坂口征二、藤波辰巳&木村健吾、ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ、ディック・マードック&マスクド・スーパースター、ハクソー・ヒギンズ&ザ・バーバリアン、カネック&ドス・カラス、ケンドー・ナガサキ&ミスター・ポーゴ、ケリーツインズ

 

  猪木
藤波
超獣
狂犬
ヒギン
ス組
メキシ
コ組
ナガサ
キ組
ケリ
ー組
得点
猪木組 23
藤波組 23
ブロディ組 29
マードック組 19
ヒギンズ組 19
カネック組 9
ナガサキ組 7
ケリーツインズ 0

 

決勝戦 (12月12日 宮城県スポーツセンター:時間無制限1本勝負)

藤波&木村(1−0)猪木&坂口

○藤波(飛龍原爆固め、31分53秒)猪木●

藤波&木村組が初優勝。

総評 : なかなか豪華なメンバーが揃ったIWGPの第1回タッグリーグ戦。優勝の本命はブロディー組、対抗が猪木組、藤波組といった下馬評。予想通りにブロディ組が1位、猪木組、藤波組が同率2位で、日本組同士で決勝進出戦を行い、ブロディ組との決勝戦が行なわれることになったが、当日になってブロディ組が決勝戦をボイコットするという不祥事を起こし、急遽、決勝進出戦が優勝決定戦となった。ここで藤波組が奮起し、タッグながら「猪木越え」を果たし、試合内容でブロディ組ボイコットに不満の色を見せたファンを納得させた。