過去ログ名勝負集 「ダラ・シンの迷宮」 パート8

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>やっぱりおかしいですね  投稿者:ルーター電子レンジ  投稿日:2009年 4月10日(金)21時32分42秒
  すぐカタがつくだろうと傍観していましたが、凄いことになりましたね。ヘラクレス・マーシャル・ヒューズさんが書かれたとおり、まさに奇譚じみてきました。

こうなると30年のシンと42年のシンが同一か別人かという問題どころではないですね。

とても考えがまとまりませんが、何かのヒントとして別冊ゴング49年1月号のコラムを添付します。

この記事の信憑性は?ですが、オキシキナが本当に書いたかはともかくとして、この時期にあえてダラシンの作り話をでっちあげる必要はないので、オキシキナの記憶力はともかくとしても信用できるものと考えます。

*力道山対ダラシンの試合のフィルムは、村松氏の「ザ・力道山」で見ましたが、
どう見ても身長は180の後半ていどですね。コワルスキーと力道山のからみなどと比較しても、遥かにコワルスキーの方が大きいです。

*添付の文中の最初に33年来日とありますが、後の文では30年と書いてあるので単なる誤記と思います。
 

>やっぱりおかしいですね  投稿者:Jumbo Aoki  投稿日:2009年 4月10日(金)20時14分8秒
  今、予断を排して、少し冷静に考えるべく、一旦プロレスを離れて考えてみますとき、小生の若き日の東南アジア勤務時代の大勢のインディアンの方々との公私両面でのお付き合い、職務がら何十回と入った刑務所内での様々な経験が思い出されます・・。

そして、それらを冷静に思いますとき、「別人説」でも「同一人説」でもないミック博士様の「3人説」には、非常な説得力を感じます。

その理由の一つが、ここでは詳しく述べる余裕もありませんが、「ターバン」です。
これだけを見ましても、(もしキング・コングと向き合った写真の相手がダラ・シンだったとすれば・・。ゴーラ・シンではないかとの疑問をのこしつつ・・。)「3人説」に傾かざるを得ない、と言わざるを得ません・・。
 

やっぱりおかしいですね  投稿者:ミック博士  投稿日:2009年 4月10日(金)16時40分2秒
  今日はフレックス勤務で早く帰宅しました。
さて、KILLERと30年版の身長の件ですが、やっぱりアングルとか立ち位置で説明できないほどの差がありますね。

こういうことではないでしょうか?

KILLER ダラ・シン・・・未来日
昭和30年版ダラ・シン・・・CHOTA
昭和43年版ダラ・シン・・・CHOTAに似たレスラー?

ダラ・シンを名乗るレスラーは3人いた!?

http://www.showapuroresu.com/file/file56.htm

 

ダラ・シンの映像について  投稿者:まいてぃ  投稿日:2009年 4月10日(金)14時39分8秒    編集済
  30年に来日したダラ・シンの映像に関してなのですが、昔松竹から発売された
「蘇る力道山」という全8巻のビデオの第1〜3巻に収録されていますね。

第1巻「力道山対キングコング 力道山に挑む木村」に
キングコング 対 ダラ・シン

第2巻「続 力道山対キングコング」に
力道山、ハロルド坂田 対 ダラ・シン、タイガー・ジョキンダー

第3巻「力道山対キングコング決勝戦」に
力道山 対 ダラ・シン

がそれぞれ収録されていました。

このビデオの中でダラ・シンの身長は「6尺2寸」と紹介されていますので、
だいたい188センチですね。(ちなみに、力道山は「5尺9寸」と紹介されて
いるので、だいたい179センチ)

「世界名レスラー100人伝説!!」(2003年 ゴング増刊号)のダラ・シン
のページでも188センチ、113キロと書かれています。(キングコングは
185センチと書かれています)
 

恐縮です  投稿者:ミック博士  投稿日:2009年 4月10日(金)08時12分23秒
  なんかおねだりしたみたいで恐縮です。  

対力道山戦  投稿者:Jumbo Aoki  投稿日:2009年 4月10日(金)07時56分3秒
  ダラ・シンvs力道山戦の入ったDVDは、勿論、ミック博士様に急送させて頂きます。  

凄いですね!!  投稿者:ミック博士  投稿日:2009年 4月10日(金)07時41分55秒
  ありがとうございます。

>恩赦(特赦)を受けて、S30年に来日した最強のダラ・シンは、間違いなく185cm前後でした

身長があわないとなると、昭和30年に来日したシンは、恩赦を受けたKiller DARA SINGHではないという事になります。そうなるとまた同一人物説が浮上、もしくはダラ・シン3人説が浮上してしまいかねない・・・。堂々巡りです。

S30年のダラシンの勇姿はそのビデオ(DVD)で見ることが出来るのでしょうか? タイトル教えていただけませんか?

http://www.showapuroresu.com/file/file56.htm

 

凄いですね!!  投稿者:Jumbo Aoki  投稿日:2009年 4月10日(金)06時15分22秒    編集済
  ミック博士様、ヘラクレス・マーシャルヒューズ様、本当にありがとうございます!!
凄いことになって来ましたね!!!

まず、身長ですが、S30年のダラ・シンは、何度映像を見ましても、185cm前後です。

Wリーグに来たターロック・シンは198cmと言われていましたし、マレーにいたと言われるゴーラ・シン(ガードワラ・シン?ともダラ・シン?とも呼ばれた・・?)は200cmを超したとも言われ、あの東富士がドキモを抜かれたと言われていますね。

恩赦(特赦)を受けて、S30年に来日した最強のダラ・シンは、間違いなく185cm前後でした。

因みに、実際には175〜6cmだった力道山が「180cm」と公称していたため、周りのレスラーの「身長」にも混乱が生じていましたが、キング・コングは、その力道山より4〜5cmほど高く見えた程度でしたので、実際には180cmほどであったように思います・・。
 

更なる驚き!  投稿者:ミック博士  投稿日:2009年 4月 9日(木)23時17分10秒
  いやぁ、その後、流さんルートで衝撃の事実が。サイトを検索したら、それを裏付ける記述を発見。

なんとCHOTAは初代ではなく、2代目のSHRI・・・映画俳優→政治家のダラ・シンだったのです! まとめましたので暫定完結編としてまとめましたので、どうぞご覧ください。

昨日紹介した記事では、初代と二代目は険悪な雰囲気のように思えましたが、揃ってマレーシアに遠征し寺院を訪れていたとの記述も発見しました。

それとサー・ダラはマーシャルヒューズさんご指摘のように、2代目の実弟のように思えてきております。

http://www.showapuroresu.com/file/file56.htm

 

ダラ・シンの・・まだ迷宮  投稿者:ヘラクレス・マーシャルヒューズ  投稿日:2009年 4月 9日(木)22時17分17秒
  古来、事実は小説よりも・・・などと言いますが、これほどの奇譚もあるものかと。感嘆しました。

しかし、どうもわからない点もあります。恩赦で釈放された殺人犯が即座にレスラーとして日本に入国するなど現在では考え難いと思いますが、当時ならあり得たのでしょうか。

「Daily Excelsior」の記事によれば、“二代目”ダラ・シンは“初代”収監中(1951〜55年)に台頭したとの事です。初代が釈放後に日本に続き英国、北米等で輝かしい実績を残したのなら、完全復権を果たしたようにも思えますが、二代目に奪われた名声を挽回できなかったのでしょうか? インド国内では復権出来なかった?
記事では釈放後の実績については、ウィットネスを務めたという1978年、60歳まで飛んでしまうのでよくわかりません。(前半部にある「1963年に世界王者」というのが微妙ですが、話が繋がらないのでこれは誤りでしょうか?)

インディラ・ガンジーファミリーとの写真(1950年代末頃?)に写っているのは55年来日のダラ・シンで、つまり初代という事ですよね? サー・ダラ・シン(Randhawa)は初代の弟? 記事によれば初代は三人兄弟で、長男Inderと殺された兄Dalipの名が確認出来るので、弟はいなさそうですが。それよりもサー・ダラ(Randhawa)はプロレスにしろ映画にしろ、二代目とセットのように思えるのですが。

なにやら粗探しをしているようで恐縮です。
私は元々ダラ・シンについて特に知識も思い入れもないので、自説に拘る気は毛頭ありません。ただ、まだ疑念があるだけです。「Dara Singh Killerは釈放後に日本に行った、英国で試合をした。」との記述でも見つかればより堅固でしょうが。