本文へジャンプ

ホーム

バンドレビュー ディスクレビュー ブログ
   
   THE BIG THREE CAVERN STOMP   
 
 
THE BIG THREE
CAVERN STOMP


RPM Retro862
お勧め度☆☆
 
1. What'd I Say [Live]
2. Don't Start Running Away [Live]
3. Zip-A-Dee-Doo-Dah [Live]
4. Reelin' and Rockin' [Live]
5. Bring It on Home to Me [Live]
6. Some Other Guy
7. Let True Love Begin
8. By the Way
9. Cavern Stomp
10. I'm with You
11. Peanut Butter
12. If You Ever Change Your Mind (Bring It on Home to Me)
[Single Version]
13. You've Got to Keep Her Under Hand
14. High School Confidential
15. If You Ever Change Your Mind (Bring It on Home to Me)
[Alternative Version]
16. Some Other Guy
17. Lavender Blue
18. Rockin' Robin
19. Always
20. I Got It
21. Angel Baby
22. Just a Little Bit
23. Let It Rock
24. Money
25. I Know
26. I Can't Believe You Want to Leave
27. All of Me
28. Price of Love
29. Dizzy Miss Lizzy
30. If You Gotta Make a Fool of Somebody
31. Lucille


 リヴァプール出身のビートグループは数多いがトリオ編成のバンドは珍しい。このビッグ3は、メンバーチェンジがやたらと多かった。キャス&キャサノヴァスから派生した」トリオで、レコードデビューした1963年3月頃のメンバーはブライアン・グリフィス(g)、ジョニー・ガスタフソン(b)、ジョニー・ハッチスン(dr)がオリジナル・メンバーで、ジャケットに使われている写真もこの3人。レコードデビュー前には奇人として知られたアドリアン・バーバーも在籍していた。しかし1963年11月にはガスタフソンとグリフィスがシニアーズを結成(ガスタフソンはその後はマージー・ビーツに移籍)するため脱退。後釜にファロンズ・フラミンゴスからビル・ラスリー、パディ・チェンバースが加入したが、翌年5月にはラスリーが脱退して、ポール・ピルニックが加入・・・と、メンバーチェンジが激しく、はっきり言って実態がつかめないグループである。

 レコードデビュー前には巨大なアンプを使ったワイルドな演奏が売り物だったそうだが、ブライアン・エプスタインがマネージメントしたのが運のつきでおとなしめの曲ばかりをレコーディングしたため、ほとんどヒットに恵まれず、日本での知名度も非常に低かった。そんな彼らの全レコーディングを収録したのがこのCD。といっても、16曲目以降は1973年の再結成アルバム「RESURRECTION」の収録曲である。聴き所はやはり1〜5曲目までのキャバーンでのライブ・レコーディングと言うことになるだろうか。
しかしこれとてド迫力の演奏!とはいいがたい。伝説となっているワイルドな演奏を期待する向きには期待はずれに終わる危険性が大きい。