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THE SWINGING BLUEJEANS
DON'T MAKE ME OVER
Rock-In-Beat recoｒds
RB 030
お勧め度 ☆☆ |
I'm Gonna Sit Right Down And Cry (Over You)
Gotta
Draw The Line
I'm Gonna Have You
I Don't Believe It
Nobody But
Me
You Don't Love Me
I Want Love
Jump Back
Chug-A-Lug
This
Boy
Do You Believe In Magic
Don't Make Me Over
Wasting Time
Three
Little Fishes
It's In Her Kiss
Ol Man Mose
You've Got Love
It's
True
Get Rid Of Her
Reddy Teddy
One Of These Days
I've Got A
Girl
Gotta Draw The Line (Version2)
One Woman Man
What Have They Done
To Hazel
Now That You've Got Me
Summer Comes Sunday
2 Big
City
Where Am I Going?
Sunday Morning Sunshine
Ring, Ring |
ホームページ始まって初の最新リリース・ディスクのレビュー。これは神戸元町のアップルなるレコードショップで発見したもの。まずジャケを見て、「これはまさかスウィンギング・ブルージーンズのカナダだけでリリースされたレア・アルバムの復刻盤ではないか！」と言う事で筆者は不覚にも久々に色めいた。マニアの方ならご存知だろうが彼らは本国のイギリスでもアメリカでも日本でもアルバムは一枚しかリリースしていなかった。しかしなぜかカナダではセカンド・アルバムをリリースしていたのである。このアルバムは断片的にCD化されていたが。全曲まとめてCD化されたのは彼が初めて。しかもレアなB面曲や未発表曲、テイクを収録しているとあっては買わずにいられない。このCDはシリーズで出ているようでアニマルズ、マインドベンダーズ、デイヴ・クラーク・ファイヴなどのCDも店頭には並んでいた（詳細は別項にて）。レジでマスターに聞くと、実はこのCDは非常に流通が不安定でなかなか店頭にならばないと言う。というのも正規盤か海賊盤か不明なのだという。しかし音質はラジオで山下達郎先生が絶賛したと言うのだから信頼して宜しかろうと言う事であった。これじっとを見るとMADE
IN GERMANYとあるが、同じレーベルのDC5のCDをみるとMADE IN HUNGARYとなっている。なんか怪しい・・・。
取りあえず小生は今回思い切ってブルージーンズ、マインドベンダーズ、DC5の３枚を購入した。家に帰ってCDをトレイに載せてスイッチ・オン！すると想像以上にクリアな音がスピーカーから鳴り響いたのであった。さすが山下達郎先生が太鼓判を押した音質。一連のＥＭＩの復刻シリーズにも劣らない丁寧なデジタル・リマスターが施されている。これはビート・マニアには凄いＣＤである。前述の通りカナダ盤セカンドはなかなか入手困難なレア・アイテム。しかもボーナストラックにもレア・テイクを惜しげもなく投入した全３１曲入り。これで２０００円をきっているのだからこれはお買い得！しかし、まぁ、演奏の出来とかからいえばマニア向けですね、このＣＤは。スウィンギング・ブルージーンズと言えばやはり「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」のワイルドなイメージをお持ちと思うが、だとしたらこのアルバムはやや迫力不足の感はいなめないのであります。しかし、このＣＤシリーズはマニアックな選曲と言い、今後の展開に要注目ですぞ！
【2010年追記】
このCDはすべて廃盤。ただしEMIからリリースされた4枚組のCDセットにEMIで録音した全音源が収録されている。
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