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ジェリーとペイスメーカーズ / GERRY AND THE PACEMAKERS    
   
   
     
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a) How do you do it ?
b) Away from you
Columbia DB4987 : Mar 1963

ジェリーとペイスメーカーズの記念すべきデビュー・シングルは、メロディー・メーカーのヒット・チャートに3月16日に35位で初登場し、4月13日から3週間連続で1位になり、この年の年間チャートでも8位にランクされる大ヒットになった。A面の「恋のテクニック」はビートルズのためにジョージ・マーティンが用意したミッチ・マーレイの曲だがビートルズが拒否したためにジェリー達のデビュー・シングルに回されてきた曰く付きの曲。
 
 
a) I like it
b) It's happened to me
Columbia DB7041 : June 1963

ジェリーとペイスメーカーズにとって2枚目のシングルは前作をしのぐ大ヒットとなり、6月1日に21位で初登場、6月22日から7月13日にかけて4週間連続で1位にランクされ、年間チャートでも4位を獲得した。両面ともオリジナル曲で、A面は前作に非常に似ている。
 
 

a) You'll never walk alone
b) It's all right

Columbia DB7126 : Oct.1963

プロデューサーのジョージ・マーティンは3枚目のシングルにジョン・レノンとポール・マッカートニーの書いた「ハロー・リトル・ガール」を用意し、レコーディングまで行ったが、ジェリーはこれを拒否して、デビュー前からレパートリーにしていた「回転木馬」というミュージカルの挿入歌であるこの曲を採用することにした。この曲は7月2日に録音され、10月12日に18位でヒット・チャートに初登場、10月26日から11月16日まで4週間連続で1位に輝き、年間チャートでも6位にランクされている。

 
 

a) I'm the one
b) You've got what I like

Columbia DB7189 : Jan. 1964)

初めてジェリーの作品をA面に採用したシングルで、1月18日に22位で初登場しチャートを急上昇したが、サーチャーズの「ピンと針」を追い抜けず、2月8日と15日に2位にランクされたのが最高で、デビュー以来初めてトップを逃したシングルになってしまった。

 

a) Don't let the sun catch you crying
b) Show me that you care
Columbia DB7268 : Apr.1964
ジェリーが初めてシングル用に書いたバラード・ナンバーで、日本では「バラードの名人」と紹介されたジェリーのその後のバラード路線の原点ともいうべきシングル。アメリカで初めてヒットした記念すべき曲でもある。「アイム・ザ・ワン」と同じく1963年12月9日に録音され、イギリスでは4月18日に30位で初登場し、5月9日に6位にランクされるヒットとなった。

 
 

a) It's gonna be all right
b) It's just because

Columbia DB7353 : Aug. 1964

映画の公開に先立ってリリースされた「マージー河のフェリー・ボート」の挿入歌で、意欲作であったのも関わらず9月12日に31位で初ランクされたが、翌週25位になったのが最高でチャートからすぐに姿を消し、初めてトップ10入りを逃したシングルになってしまった。ほかの国でもチャート的には失敗に終わったが、彼らの魅力が凝縮された軽快なポップ・チューンで、彼らの代表作のひとつになっている。

 
 

a) Ferry cross the Mersey
b) You you you

Columbia DB7437 : Dec.1964

同名主演映画のサウンド・トラック盤として発売され、12月26日に33位でランク・インし、1965年1月23日に最高位の7位にランクされ、ペースメーカーズにとって久々の世界的ヒットになった。と同時にこの曲は最後のトップ・テン・ヒットでもある。両面とも曲のクオリティが高く、彼らのシングルの中では最高傑作と言えるだろう。動画はオーケストラがダビングされていない幻の映画バージョン。

 

a) I’'ll be there
b) Baby you're so good to me
Columbia DB7504 : Mar. 1965
ジェリーの8枚目のシングルは1960年にアメリカで79位のスマッシュ・ヒットとなったボビー・ダーリンの自作曲のカバーで、アメリカでは1964年12月にリリースされていたがイギリスではこの時点まで未発表であった。3月27日に33位で初登場し、4月10日に最高位の14位にランクされた。

 
 

a) Walk hand in hand
b) Dreams
Columbia DB7738 : Nov.1965

ペイスメーカーズにとって9枚目のシングルは、初めてイギリスでトップ30入りを逃したシングルとなった。11月6日に50位でランク・インしたが、11月27日から3週間32位にランクされたのが最高だった。You'll never walk aloneに似たタイプのバラードである。このシングルからホリーズなどを手がけていたロン・リチャーズがプロデュースを担当している。

a) La la la
b) Without you

Columbia DB7835 : Feb.1966
ペイスメーカーズにとって1966年最初のシングルは久々にオリジナル曲をA面に持ってきた意欲作だったが、もはや彼らはイギリスでは時代の流れに取り残された感があり、このシングルも結局チャート・インできずに終わった。両面ともややシンプルすぎて今一つアピールする物にかけていた。この時期からマネージャーのブライアン・エプスタインがビートルズ一本に力をそそぎ始めたのも彼らの人気が下降した原因と言われている。

a) Girl on a swing
b) Fool to myself

Columbia DB8044 : Sep.1966

ジェリーとペイスメーカーズのイギリスでのラスト・シングルは、イギリスを除くほとんどの国でヒットしたが、イギリスでは前作に続きチャート・インすることができず、グループは解散を決意することとなった。A面の「ガール・オン・ア・スウィング」はハプニングスのリーダーであるラルフ・ミランダの曲であるかあたかもジェリーのためき書き下ろしたかのような作品である。

 
 
 イギリス・コロムビアのレーベル。多くの国のシングル盤は中央に大きな穴が開いた、いわゆる「ドーナツ盤」だが、イギリス盤は中央にアダプターのようなものがついているのが特徴。
 
 
 
   
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