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スウィンギング・ブルージーンズ / THE SWINGING BLUEJEANS   
   
   
     
    UK 45s   
 
 

a) It's Too Late Now
b) Think of Me

HMV POP 1170 June 1963

 スウィンギング・ブルージーンズの記念すべきデビュー曲で、レイ・エニスのオリジナル曲。この人の書く曲は非常にほのぼのとした曲調が多い。このシングルは大ヒットには至らず30位にランクされている。

 
a) Do You Know
b) Angie

HMV POP 1206 Sept 1963
 これもレイ・エニスによるオリジナル曲。前作より完成度は高くなっているが、惜しくもチャート入りを逃した。B面もなかなかの傑作でなぜチャート入りを逃したのかが不思議なぐらい。
 

a) Hippy Hippy Shake
b) Now I Must Go

HMV POP 1242 Dec 1963

 3枚目にして初の大ヒットになったシングルだが、これはオリジナルではなくチャン・ロメロのカヴァー。ブルージーンズの面々はこの曲をビートルズが演奏しているのを見て知ったという。オリジナルとはスタイルの異なるR&Rカヴァーがヒットしたことが彼らを短命に終わらせたといえよう。B面はエニスのオリジナルで、デビュー曲に酷似している。

a) Good Golly Miss Molly
b) Shaking Feeling

HMV POP 1273 Mar 1964

 これはどう考えても2匹目のドジョウを狙った選曲で、リトル・リチャードの大ヒット曲のカヴァー。アレンジも前作とほとんど同じである。この作戦は見事に当たり11位のスマッシュ・ヒットを記録した。B面はメンバー4人によるオリジナル。なかなかクールでかっこいいR&Rに仕上がっている。

a) You're No Good
b) Don't You Worry About Me

HMV POP 1304 May 1964

 これは「ゲーム・オブ・ラブ」などで知られるクリント・バラード・ジュニアの曲デ、ディオンヌ・ワーウィックでヒットした。。R&Bテイストたっぷりのこの曲はイギリスで3位まで上昇する大ヒットを記録した。しかしこれが彼らにとって最後のトップ10ヒットとなってしまう。B面はラルフ・エリスのオリジナル曲。これもほのぼの落とした雰囲気漂うスローテンポのポップナンバーである。

a) Promise You'll Tell Her
b) It's So Right

HMV POP 1327 Aug 1964

 このシングルは久々にオリジナル曲がA面に採用されたシングルとなった。マージー・ビート・ブループによるオリジナル曲の中では名作と読んでいい曲である。コーラス、ギターソロ共にどこかぎこちないがそれが逆に味わい深い。B面も同じくメンバー4人による曲であるが、これはA面に比べるとかなり劣る。

a) It Isn't There
b) One Of These Days

HMV POP 1375 Dec 1964

 この曲もクリント・バラード・ジュニアによる曲で、オリジナルはベッティ・エヴェレット。スローテンポなバラードでハープが印象的な名曲。しかしながらこの曲もチャート・入りを逃してしまう。B面はいかにもB面という曲。

a) Make Me Know You're Mine
b) I've Got A Girl
HMV POP 1409 Apr 1965

 ギターが非常に印象的なミディアム・テンポの風変わりな曲。こういった曲調のナンバーは当時としては非常に珍しかった。逆にB面は底抜けに明るいナンバー。4人のオリジナルとクレジットされている。

a) Crazy 'Bout My Baby
b) Good Lovin'
HMV POP 1477 Oct 1965

これまた前作と同じく異色の曲。ボサノヴァとロックを融合させたといおうか・・・とにかく実験的な作品である。B面はヤングラスカルズで有名になったR&Bナンバー。ブルージーンズはオリジナルにほぼ忠実なアレンジで演奏している。このシングルもヒットとはならず。

a) Don't Make Me Over
b) What Can I Do Today

HMV POP 1501 Jan 1966

 A面はバート・バカラックとハル・デイヴィッドの曲で、ディオンヌ・ワーウィックの初ヒット曲でもある。ストリングスも導入した意欲作で31位と久々のヒットを記録。B面もなかなかの名曲。

a) Sandy
b) I'm Gonna Have You

HMV POP 1533 Jun 1966

 A面は「ホット・ロッドでぶっとばせ」で有名なロニーとデイトナスのバラードで、新加入のテリー・シルヴェスターがヴォーカルを担当している。イメージチェンジを図ったのだろうか、非常に西海岸のグループを意識したコーラスを聴かせている。しかしヒットには繋がらず。

a) Rumours Gossip Words Untrue
b) Now The Summers Gone

HMV POP 1564 Nov 1966

 やたら明るいポップ・ナンバーで、あまりスウィンギング・ブルージーンズのイメージには合わないが、やはりこの時期は彼らも迷走期にあったのだろう。B面はメンバー全員によるオリジナルで、ビーチボーイズを意識したようなコーラスが印象的なバラード。

a) Tremblin'
b) Somethings Coming Along

HMV POP 1596 Jun 1967

 このシングルは両面ともプロの作曲チームによる曲で、別に彼らがカヴァーしてもしなくても良かった曲だといえる。悪い曲ではないが、マージービート・グループの末路を見るようで、個人的には好きではない。

a) Don't Go Out Into The Rain
b) One Woman Man

HMV POP 1605 Aug 1967

 この曲はハー・アンズ・ハーミッツと競作になった曲で、曲の仕上がりについてはブルージーンズ・ヴァージョンの方が好きだが、結局はまだ勢いのあったハーマンズ・ハーミッツのレコードが12位のヒットを記録。ブルージーンズのレコードはチャート入りせずに終わった。

 
 
   
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